懸垂幕の前で活躍を誓う栗原貫志主将(左から2人目)ら=出雲市今市町、市役所
懸垂幕の前で活躍を誓う栗原貫志主将(左から2人目)ら=出雲市今市町、市役所

 【出雲】出雲市大社町の大社高校サッカー部が4年ぶりに第104回全国高校サッカー選手権への出場を決め、このほど、3年の栗原貫志主将(18)らが飯塚俊之市長にベスト8を狙うと、活躍を誓った。

 部員数は91人で、出場は12回目。島根県大会では5戦とも失点を許さず制した。粘り強い守備からパスをつないで相手ゴールに迫る攻撃スタイルが特徴。背が高い選手も多く、セットプレーも武器にしている。

 市役所を訪れた栗原主将は「出場を夢見て入学し、ようやくつかんだ。相手が格上だろうと、自分たちのやりたいサッカーを貫きたい」と力強く話した。初戦は29日、さいたま市で帝京長岡高校(新潟県)と対戦する。

 市役所には懸垂幕(縦6メートル、横0・8メートル)が掲げられた。飯塚市長は「今度はサッカーで大社旋風を巻き起こしてほしい」と激励した。(今井菜月)