島根県隠岐の島町都万の町都万支所で26日、年末恒例の歳末市が開かれた。風雪が強まる中でも100人以上の住民が年越しに必要な産品を求めて訪れた。
町と生産者でつくる実行委員会が主催。午後3時の開始前から多くの人が集まり出したため、前倒して始まった。油井地区のミカンや干し芋、地元で採れたホウレンソウやワラビ、ゼンマイはすぐに売り切れ、特産のサザエやタコを使ったご飯も人気を集めた。野菜と牛肉を煮込んだ汁が振る舞われたほか、型抜き、コイン落としといった子ども向けコーナーもあり、幅広い世代が楽しんだ。
近くの中川巌夫さん(79)は夫婦で1週間前から用意したしめ縄を出品した。もち米のわらを使って独特の間隔で編んだしめ縄は、大中小の各サイズとも飛ぶように売れた。中川さんは「昨年より売れた。寒い中、大勢の人に来てもらい、ありがたい」と感謝した。
(鎌田剛)













