表彰を受けた當別當涼さん(左)と香川奈緒美准教授=松江市西川津町、島根大
表彰を受けた當別當涼さん(左)と香川奈緒美准教授=松江市西川津町、島根大

 島根大教育学部同窓会(斎藤重徳会長)がこのほど、学部の振興や発展に寄与した教員と優秀な学生各1人を表彰した。松江市西川津町の同大で授与式があり、香川奈緒美准教授(48)=教育社会学・コミュニケーション論=と、小学校教育専攻4年の當別當(とうべっとう)涼さん(21)がさらなる研さんを誓った。

 毎年開き、14回目。教育振興奨励賞を受賞した香川准教授は2019年、学生らが外国にルーツのある子どもに学習支援をするプロジェクトを立ち上げ、社会課題解決に取り組む教員の養成に貢献した。

 米国の子どもにオンラインで学生が日本語を教えるプログラムを開発するなど国際交流に関する教育実績が評価された。香川准教授は「今後も多様な価値観が歓迎される場づくりに取り組む」と思いを新たにした。

 学生表彰を受けた當別當さんは、地域や学校で教育活動をする「1000時間体験学修」の実績や、学びの向上のために意見を交わす学生教育改善委員会への参加など幅広い活動が評価された。春から鳥取県内の小学校で教員として勤務する。「テンプレートではなく、工夫して子どもたちが楽しく学べる授業づくりに取り組む」と話した。

 (小引久実)