中国防犯連合会連絡協議会が実施する中学生対象の防犯作文コンクールで、松江市の中学2年生3人が優秀賞に輝いた。3人はこのほど、松江署で金築和弘署長から賞状を受け取った。
受賞したのは松江一中の井上洋一さん(14)と島根大付属義務教育学校の中沢宇美菜さん(14)、八雲中の大塚薫さん(14)。中国5県で総数1094件(島根27件)の応募があった中から、各県3人が最高賞の優秀賞に選ばれた。
井上さんは「祖母にかかった一本の電話」と題し、祖母に詐欺の電話があり、家族への相談で気づいたことを紹介した。ひとり暮らしの高齢者は相談相手が少ないのではないかと考え、日々の交流が犯罪防止につながると主張した。
中沢さんは人間関係のトラブルをスマートフォンを使って解決しようとしたが、かえって悪化した経験を振り返った。大切なことは直接、向かい合って伝えることが必要と訴えた。
大塚さんは携帯電話は便利である反面、時間が奪われ、知らない人との交流で怖い思いをした友人がいることなどを紹介。自分で使用する時間を制限したことを書いた。
表彰式で金築署長は「作品が防犯の一助になる」と受賞をたたえた。中沢さんは「これからもスマートフォンとの向き合い方を考えていきたい」と話した。
(石飛達哉)













