完成した小泉八雲ゆかりのようかんベニエ(左)ともなか=松江市乃木福富町、松江農林高校
完成した小泉八雲ゆかりのようかんベニエ(左)ともなか=松江市乃木福富町、松江農林高校

 NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の放送に合わせて、松江農林高校(松江市乃木福富町)の3年生が地元企業と協力し、小泉八雲ゆかりの二つのお菓子を開発した。地元をPRし、盛り上がりを後押ししたい考え。

 川島瑠華(るか)さん(18)は、「お菓子な駅弁」シリーズの第2弾として、自分であんこを挟んで食べるもなか(4個入り2千円)を、駅弁販売の一文字家と彩雲堂と協力して作った。

 皮には、川島さんがデザインした小泉八雲の怪談「耳なし芳一」と「雪女」の絵を入れた。JR松江駅などで販売している。

 堀内真優(まひろ)さん(18)と、花田璃桜(りろ)さん(18)は、パン処山奥と彩雲堂と協力。小泉八雲が来日前に滞在した米国のニューオーリンズ市の名物菓子で、生地がドーナツに似た「ベニエ」に、小泉八雲が好んだようかんを挟んだ「ようかんベニエ」(3個入り500円)を企画した。パン処山奥で販売する。

 小泉八雲に焦点を当て、ラベルで松江とニューオーリンズのつながりも紹介している。

 昨年11月、東京都であった販売会で試食もしてもらい、好感触だった。川島さんは「放送のタイミングで販売することで八雲や怪談、松江に興味を持ってもらえるといい」と期待した。(黒崎真依)