トップアスリートが子どもたちに夢を持つことの大切さを伝える「夢の教室」がこのほど、義務教育学校八束学園(松江市八束町波入)であり、武術太極拳の市来崎(いちきざき)大祐さん(38)が8年生25人に世界に挑戦した経験を話した。
市来崎さんは武術太極拳を6歳で始め、高校3年生で全日本大会を制した。2010年の第16回アジア大会や15年の世界武術選手権で銀メダルを獲得するなど世界で活躍した。
世界を目指すようになったきっかけや夢への道のりを説明し「夢を持った時に覚悟ができた」と目標を見つける大切さを力説した。
「勝ちたい」と泣きながら基礎トレーニングに打ち込んだことや、中学1年で大けがをし、やめようと思った経験も披露した。「自分が納得するまでとことん続けてほしい。やりきったことは財産になる」とエールを送った。
目次璃奈(りな)さん(14)は「自分にはできないかもと諦めかけていた夢を、もう一度目指そうと思った」と話した。
「夢の教室」事業は、松江市が公益財団法人日本サッカー協会に委託し、11年から実施している。
(岩田理子)













