講師の工藤良さん(中央)に教わり、ボードゲームを楽しむ児童=益田市戸田町、戸田小学校
講師の工藤良さん(中央)に教わり、ボードゲームを楽しむ児童=益田市戸田町、戸田小学校

 益田市戸田町の戸田小学校でこのほど、コンピューターのプログラミングに親しむ授業があり、児童がボードゲームを通じて楽しく学んだ。

 小中学生のプログラミング教室を運営するクリエット(益田市あけぼの東町)の工藤良社長(36)と片山颯斗取締役(25)が講師を務めた。パソコンやタブレットは使わず、導入編として独自に考案したボードゲームを教材に使用した。

 15マスのボード上でキャラクターの駒を動かす対戦型ゲーム。児童は動き方や攻撃、防御を指示する7枚の手持ちカードを駆使し、物事を順序立てて考える力を養った。

 3、4年の複式学級で児童11人が挑戦した。児童は戦略を考えて3手のカードを選び出し、駒の動きを読み合う展開に夢中になった。3年の陶山蘭香さん(9)は「思い通りに攻撃でき、勝ったのでうれしい。パソコンでゲームを作ると楽しそう」と笑顔で話した。

 授業はIT産業の振興と人材育成を推進する市が同社と共同で企画し、市内の小学校6校で開く。

 (吉田雅史)