劇場アニメ『ルックバック』は、学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野と、ひそかに漫画を描き続けていた不登校の同級生、京本の2人の少女の絆と漫画に向かうひたむきな姿を描いた2024年公開の作品。『チェンソーマン』で知られる藤本タツキさんが2021年に発表した原作漫画と共に高く評価されてきた。
東京都港区の麻布台ヒルズギャラリーで3月29日まで開催されている「劇場アニメ ルックバック展―押山清高 線の感情」の会場には、押山清高監督のこんなメッセージが掲げられている。「この映画は『なぜ描き続けるのか』を問う物語でもあります。AIが絵を生み出せる時代に、それでも人が描こうとするのは、生きることと描くことが同じ衝動だからです」。きれいに整えられた線ではなく、荒々しいタッチで表現されたこのアニメが、なぜ人を惹きつけるのか。技術革新の影響にさらされ続けるアニメ制作の現場で押山監督は何を思うのか。(共同通...












