住民団体の発表を聞く参加者=江津市江津町、パレットごうつ
住民団体の発表を聞く参加者=江津市江津町、パレットごうつ

 江津市でこのほど、まちづくり団体の活動から地域振興を考えるコミュニティフェスがあり、人口減少が進む中で持続可能な地域の在り方について発表があった。

 地域づくりの組織改編や計画見直しに取り組んだ事例を発表した。波積地区まちづくり協議会は2015年に発足した。部会制で運営したが人口減の影響で、複数の委員を兼務するなど特定の住民の負担が強まった。

 24年度に5地区の自治会長が役員になり、運営は地域団体が担当する方式に変更した。負担の大きかった体育大会は取りやめるなど行事を見直した。波北顕会長(55)は「地域の実情を踏まえ見直した。まとまりの良さを生かす運営に戻す形にした」と報告した。

 市内2地区の計画見直しを支援する島根県西部県民センターの発表では、人口減とともに事業の必要性を見極め、計画の可視化や事務作業の人工知能の活用などで持続可能な地域づくりにつながることが示された。

 フェスは市とNPO法人てごねっと石見が主催した。(村上栄太郎)