先頃公表された2025年の日本の出生数は速報値で70万5809人と、10年連続で過去最少を更新した。少子化の深刻さを象徴する数字である。背景にはさまざまな要因があるが、出産・育児と仕事の両立の難しさが、子どもを持つことへの心理的・現実的な高いハードルとなっているとの指摘は根強い。実際、厚生労働省が実施した「若年層における仕事と育児の両立に関する意識調査」(25年度)では、若年層の約7割が「仕事と育児の両立に不安がある」と回答。さらに、「共育てをしたいが、実現のために...
【今週の視点論点】制度が「ある」と「使える」の間にある壁 両立支援の“次の10年”に向けて ビジネスアナリスト/ソフトインテリジェンス塾代表・中川美紀氏
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