―観光需要が回復基調です。
2025年度は台風の影響もなく、秋口以降はNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の放映も追い風となり、土産物や飲食店などのレジャー・サービス部門の売上高が順調に推移しました。26年度以降も、移動から滞在、消費までを一体で支える総合観光インフラ企業として、山陰地域の持続的発展に貢献していきたいと考えております。
―一畑電車では11月、新型車両「天叢雲(あめのむらくも)」がデビューします。
JR九州の豪華列車「ななつ星in九州」など、数多くの鉄道車両を手がけた水戸岡鋭治さんがデザインした車両で、木材を多用した車内は向かい合わせのボックス席やソファを設けるなど、観光需要やイベント利用にも対応した設計です。天叢雲は、観光と日常輸送の双方に価値をもたらす車両として「乗ること自体が目的になる電車」を目指しており、観光だけでなく通勤や通学の移動もこれまで以上に楽しく感じてもらえるものと思っています。

―人手不足が深刻化する中、業務効率化や人材確保の取り組みをお聞かせください。
バス・タクシー部門では人手不足による機会損失も見られ、対策が喫緊の課題です。タクシーでは25年12月から、スマートフォンで配車予約ができるアプリ「GO(ゴー)」を導入し、車両の稼働率向上に寄与しており、台数を順次増やす方針です。25年度はグループ全体で平均5%の賃上げを実施したほか、26年度も同程度の賃上げを行う予定で、従業員の確保や定着につなげたいと考えています。
―一畑百貨店跡地の売却交渉はどのような状況でしょうか。
現在は不動産開発業者3社と交渉を重ねています。3社はいずれも旧店舗建屋を解体して新しい建屋を建設し、ホテルなどを開業する構想ですが、具体的な購入価格の提示には至っていない状況です。建設コストが上昇しているため、交渉の長期化は望ましくなく、当社としても関係機関と連携しながら1日も早く進めていきたいと考えています。

若いうちは無理をしてでも広い世界を見ておくことが大切だと思っています。積極的に海外に足を運び、さまざまな体験をして知見や学びを広げることで、これからの人生の大きな財産となるからです。 そして、学生時代に得た貴重な経験を活かし、失敗を恐れず挑戦し続け成長してほしいです。 一緒に山陰を盛り上げていきましょう!

足達明彦=鳥取県出身(65歳) 2019年6月に現職に就任。
とにかく旅行が好きで、家にいない事が多いです。 若い頃から暇さえあれば行ったことのない場所に足を運び、コロナ禍前まではアジア圏を中心に年に2、3回は海外旅行へ行くのが恒例でした。 国内は、2025年に未訪問地であった岩手県・福井県へ訪れる事ができ、念願であった47都道府県を制覇しました!













