―2025年11月に創業50周年を迎え、業績を伸ばしています。
パッケージ販売を主軸に、機械保守や運送、荷役業務、さらにはデザイン・撮影といったクリエイティブ分野まで、顧客の課題解決に貢献することで事業を広げてきました。2025年9月期にはグループ売上37億円の過去最高に到達し、全国13拠点を展開しています。中小企業庁の「100億円宣言」にも参画しました。取引先の発展を通じて、地域をけん引できる企業を目指し、成長を続けていきます。
―26年1月に米子市のニューウェーブインターナショナルを子会社化しました。M&A(合併・買収)に注力していますね。
同社は輸出入の事務手続きや最適な輸送ルートを提案するフォワーダーで国際物流の専門家です。国内人口が減少する中、包装から運送、輸出入まで一貫して付加価値の高いサービスを提供できるようにしています。経営資源強化に加えてM&Aを活用しながら、山陰から下関に至る「地域コングロマリット戦略」と、首都圏や九州地域での「ニッチ・トップ戦略」を並行し、取引先とのリレーションをを強固にします。
―生産性向上への取り組みは。
これまで勤怠管理や車両管理システムなどのIT化に取り組んできました。現在AIが急速に進化する中、生成AIを安全に利用できる環境を整え、現在はERP(統合基幹業務システム)やSFA(営業支援システム)、会計システムなどへの導入に取り組んでいます。目指すのは「同じ人員で倍稼ぎ、倍の給与を支払える会社」です。深刻な人手不足の中、テクノロジーを武器に「人が集まる魅力的な会社」をつくります。
―人材育成の取り組みは。
「人を創り、人を育て、人で勝負する会社へ」を経営目標に掲げています。次世代経営人材の育成に向けた権限委譲により、若手主導で創業50周年式典を企画・実行するなど、主体的な組織へと進化しております。創業100周年を見据え、地域に必要とされ、地域と共に歩む経営の好循環をつくり上げたいです。

過疎化が進む地方だからこそ、若い世代が活躍できる環境を創ることが大切だと考えています。当社は売上100億円企業を目指す中、若手にも積極的に仕事を任せながら挑戦を後押しします。 地域に貢献したい方、食品やデザインなどに興味のある方をはじめ、当社に興味を持っていただける方と一緒に成長していきたいと思います。

高橋将史 = 島根県浜田市出身(53歳)。2008年に現職に就任。
休日はグルメを楽しんだり、ゴルフやサウナでリフレッシュしています。子どもの頃から洋楽鑑賞が好きで、来日した海外アーティストのコンサートに足を運ぶこともあります。












