【浜田】浜田市三隅町古市場の石正美術館で、春にちなんだ作品を集めた「石見の春展」が開かれている。菜の花の絵画や春らんまんを伝える立体作品など87点が来場者を和ませる。4月9日まで。
2005年から毎春開く展示会で、島根県西部を中心に29の個人・団体が出品した。浜田市三隅町内の手芸サークルが手がけた大きさ5センチほどのひな人形は、着物を再利用しかわいらしい仕上がり。益田市の住民による菜の花の油絵(縦79センチ、横91センチ)は、黄色い花と葉を丹念に描き、近くに敷かれた朱色の布のショールとの対比が目を引く。
浜田市立第三中学校の生徒が制作した粘土作品「春うらら」は、顔を本で覆いあおむけになる人を野原の背景と組み合わせた。春の昼下がりに優雅にくつろぐ様子を伝える。広島県廿日市市から訪れた山田恭子さん(77)は「見ていて心にも春が来た。どこかに出かけて写真が撮りたくなった」とほほ笑んだ。
午前9時~午後5時。月曜休館。観覧無料。(宮廻裕樹)














