記念撮影する上田まり子社長(中央)ら=東京都千代田区、帝国ホテル
記念撮影する上田まり子社長(中央)ら=東京都千代田区、帝国ホテル

 食物アレルギーを持つ人にも自由に料理を楽しんでもらおうと、東京都千代田区の帝国ホテル東京でこのほど、松江市に拠点を持つ企業が企画したアレルギー症状を引き起こす原材料を使わないビュッフェ料理の試食イベントがあった。約70人が15品に舌鼓を打ち、食物アレルギー対応への関心を高めた。

 食のコンサルティング事業を手がけ、松江市にも拠点を置く「Food Marico」(本社・東京都、上田まり子社長)が食育の活動に積極的な大阪府の老舗かつお節店と共同で実施した。小麦や卵、牛乳の代わりに米粉を使うなどして料理し、豆と野菜のカレーやローストビーフ、ケーキが並び、開始1時間で料理がなくなる盛況ぶりだった。

 同様のイベントは広島市のホテルで2023年から開き、今回は取り組みへの理解を広げようと、協賛や後援を募り、島根県内の建設会社など約30企業・団体が賛同した。

 上田社長は「アレルギーではない人たちの評価も高かった。異業種も巻き込みながら、取り組みを続けていきたい」と話した。(原田准吏)