一面に広がる菜の花畑を眺める市民=出雲市斐川町富村
一面に広がる菜の花畑を眺める市民=出雲市斐川町富村

 出雲市斐川町富村で菜の花が見頃を迎え、黄色いじゅうたんのように一面に広がり、訪れた人を楽しませている。

 地元の農事組合法人トムTOMファーム(山田康弘組合長)が伊波野コミュニティセンター近くの5ヘクタールで栽培し、2月下旬から咲き始めた。5月中頃には菜種を収穫し、菜種油の原料にする。

 3月31日、地元の住民が足を止めて花に見入っていた。同町荘原の会社員藤井穂乃香さん(27)は「昨年初めて見て、今年も見たいと思っていた。春が来たなあって感じる」と一面を見渡し、愛犬の豆柴、むぎちゃん(2歳雌)と散歩を楽しんでいた。

 山田組合長(86)は「冬の雨で咲き具合にばらつきが出てしまった。それでも皆さんに楽しんでもらえるなら一番いい」と願った。満開が見込まれる5日は「菜の花まつり」が開かれる。4月いっぱいは鮮やかな春の景色が満喫できるという。(今井菜月)