江津市桜江町川戸の今井美術館で、鉛筆画家の大森浩平さん(31)=岡山市在住=の作品展が開かれ、腕時計や招き猫といった身近なものを緻密に描いた作品に来館者が見入っている。30日まで。
大森さんは黒鉛筆で題材の細かな部分まで写実して制作する。交流サイト(SNS)を通し国内外から反響が広がっているという。
展示するのは2015~25年に仕上げた16点。ボルトを描いた作品は約280時間かけ、金属の傷や結露を巧みに描き、立体感と質感を出している。新作の招き猫は光の当たり方にこだわった。
松江市春日町の自営業、肥後淳平さん(48)は「本物と見間違うほどで、見たことのない作品ばかり。細部のこだわりや迫力を感じた」と話し、熱心に鑑賞していた。
午前9時~午後4時。会期中無休。入館料1200円。学生などは無料。
大森さんのギャラリートークが12日と29日の午後1時半からある。(村上栄太郎)














