参政権など女性の権利獲得や地位向上を求めた社会運動家で、戦後は政治家として金権政治を批判し続けた市川房枝(1893~1981年)。四半世紀にわたり、その政治理念や手法、戦争との関わりを研究してきた東洋英和女学院大名誉教授の進藤久美子さんが「評伝 市川房枝」(筑摩選書)を出版した。「不世出の人物がいかにして生まれたのか、...