第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 表彰式
受賞の2人 成長誓う (2021/3/4)
![]() |
山陰中央新報スポーツ優秀選手賞を受賞した大橋優也選手(左)と小鑓亮太選手=松江市殿町、山陰中央新報社 |
島根県内の中高生を対象に2020年の全国規模のスポーツ大会で特に優秀な成績を収めた選手を顕彰する第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の表彰式が3日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、ソフトボールの大橋優也選手(三刀屋高校2年)とカヌースプリントの小鑓(こやり)亮太選手(島根中央高校2年)に表彰状と記念の盾が贈られた。
表彰式には2選手と指導者の計4人が出席。山陰中央新報社の松尾倫男社長が「県民に元気、勇気、感動を与えてもらった」と功績をたたえ、選考委員の吾郷信博・島根県高校体育連盟会長は「一層の精進をして後輩や小中学生の目標となり、今後も大きな舞台で活躍できる選手としての成長を願う」と激励した。
受賞者のあいさつで、男子U18ソフトボールワールドカップに出場した大橋選手は「大きな経験ができたのはたくさんの方々に支えてもらったからこそ。感謝の気持ちを持ち、成長した姿をプレーで表現する」と約束した。
カヌースプリント・日本ジュニア選手権カヤックシングル200メートルで2位となった小鑓選手は「昨年は新型コロナウイルスで大会が中止になったが、今年は必ず日本一になりたい」と力を込めて話した。
同賞は、島根県、県体育協会、県高校体育連盟、県中学校体育連盟の推薦を受け、6人の選考委員の協議で選んだ。
受賞者の横顔
第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞
カヌースプリント小鑓 ソフトボール大橋が受賞 (2021/1/22)
島根県内の中高生を対象に2020年の全国規模のスポーツ大会で特に優秀な成績を収めた選手、チームを顕彰する第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の選考会が21日、松江市殿町の山陰中央新報社であった。カヌースプリントの小鑓(こやり)亮太(島根中央高2年)、ソフトボールの大橋優也(三刀屋高2年)の両選手が受賞した。
大津市出身の小鑓は昨年9月、JOCジュニアオリンピックカップ第16回日本ジュニア・ジュニアユース小松大会に出場し、男子カヤックシングル200メートルで2位に輝いた。
松山市出身で競技経験者の大橋は、ネットで偶然見つけた「しまね留学」に魅力を感じて三刀屋高に入学。同2~3月にニュージーランドであった第13回男子U18ワールドカップに日本代表として優勝を飾り、ホームラン2本を放ち活躍した。
選考は県、県体育協会、県高校体育連盟、県中学校体育連盟から推薦された団体、個人が対象。島根大名誉教授の斎藤重徳委員長をはじめ、計6人の選考委員の協議によって決定した。表彰式は2月下旬から3月上旬に行う予定。
他の選考委員は次の皆さん。
佐藤正範(県スポーツ振興監)安井克久(県体育協会専務理事)森本敏雄(県スポーツ推進委員協議会会長)吾郷信博(県高校体育連盟会長)古藤浩夫(県中学校体育連盟会長)
第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 受賞者の横顔
島根県内の中高生を対象に2020年の全国規模のスポーツ大会で特に優秀な成績を収めた選手を顕彰する第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の表彰式が3日、松江市殿町の山陰中央新報社である。受賞するカヌースプリントの小鑓亮太(島根中央高2年)とソフトボールの大橋優也(三刀屋高2年)の功績を紹介する。
カヌースプリント・小鑓亮太(島根中央高2年)
日本ジュニア2位の快挙 2020年9月のカヌースプリント・日本ジュニア選手権カヤックシングル200メートルで2位に入賞した。古里を離れ、競技に集中できる環境と指導を受けながら、目標の世界ジュニア選手権、そして2024年のパリ五輪を目指す。 |
ソフトボール・大橋優也(三刀屋高2年)
U18W杯 本塁打放ち活躍 2020年2~3月にニュージーランドであった男子U18ソフトボールワールドカップ(W杯)に日本代表で出場した。21年は世界で戦った経験を、母校に還元しようと向上心をみなぎらせる。 |
第32回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 選考委員(順不同)
島根大学名誉教授 | 斎藤 重徳氏 |
島根県環境生活部スポーツ振興監 | 佐藤 正範氏 |
島根県体育協会専務理事 | 安井 克久氏 |
島根県スポーツ推進委員協議会会長 | 森本 敏雄氏 |
島根県高等学校体育連盟会長 | 吾郷 信博氏 |
島根県中学校体育連盟会長 | 古藤 浩夫氏 |