2025年山陰中央新報社地域開発賞 表彰式

さらなる活動推進へ決意  (2025/10/29)

松尾倫男社長(右)から表彰を受ける(左から)関口晃司さんと英子さん=松江市千鳥町、ホテル一畑

 島根県内の各分野で地域の発展に尽くした人を顕彰する「山陰中央新報社地域開発賞」の表彰式が29日、松江市内であった。教育や産業、社会など4賞5部門の受賞者4人と1組がこれまでを振り返り、受賞を機にさらなる活動の推進に向けて決意を新たにした。

 受賞者は濱田勉さん(62)=スポーツ賞、島根県隠岐の島町津戸▽桑原弘道さん(71)=教育賞、松江市東茶町▽徳田久志さん(45)=産業賞第1部門(農林畜水産)、島根県知夫村▽岸本孝弘さん(64)=同第2部門(商工・観光・建設)、松江市東出雲町錦新町8丁目▽関口晃司さん(54)、英子さん(63)=社会賞、益田市駅前町。

 表彰式で山陰中央新報社の松尾倫男社長が「郷土愛に裏付けられた強い信念、確信を持って活動されてきた。長いご苦労が表彰に結実した」とたたえ、表彰状と副賞を贈った。

 続いてそれぞれが受賞の喜びと地域への思いを語った。相撲の振興に力を注ぐ濱田さんは、隠岐の島町が2030年島根かみあり国民スポーツ大会で相撲の会場に決まったのに触れ「もう少し頑張りたい」と意欲を見せた。子どもたちを対象にした水辺の環境学習を手がける桑原さんは「自然の中で遊んだ子どもたちには古里の記憶が残る。故郷を大切に思う心を育てたい」と力を込めた。

 隠岐の天然ワカメの加工を再興した徳田さんは「賞を励みに、次代にワカメ産業をつないでいきたい」と決意表明し、東出雲ショッピングパーク・アイパルテの運営に当初から携わる岸本さんは「東出雲町の人口が増え、便利で住みやすくなった。協力いただいた多くの皆さんのおかげだ」と頭を下げた。

 夫婦で多くの子どもを愛情を持って育て、里親制度の普及啓発に携わる関口晃司さんは「情報発信をさまざまな形で続けたい」と話し、英子さんは「体力と精神力が続く限り頑張り、子どもたちと向き合いたい」と今後も活動に励む考えを示した。

2025年山陰中央新報社地域開発賞 受賞者の横顔

  山陰中央新報社が島根県内の地域社会の発展に尽力する各分野の功労者をたたえる「2025年地域開発賞」の表彰式が29日、松江市千鳥町のホテル一畑である。スポーツ▽教育▽産業(第1部門=農林畜水産、第2部門=商工・観光・建設)▽社会-の各賞に選ばれた6人の横顔を紹介する。

島根県相撲連盟常任理事
  濱田勉さん(62)=島根県隠岐の島町津戸=

自然観察指導員
  桑原 弘道さん(71)=松江市東茶町=

徳田水産代表
  徳田 久志さん(45)=島根県知夫村=

白銀屋商店代表取締役
  岸本 孝弘さん(64)=松江市東出雲町錦新町8丁目=

島根県里親会会長
  関口晃司さん(54)、英子さん(63)=益田市駅前町=

2025年山陰中央新報社地域開発賞 選考委員(順不同、敬称略)

[スポーツ賞]
島根大学名誉教授 齋藤 重德
島根県環境生活部スポーツ振興監 渡部 浩二
島根県スポーツ協会専務理事 竹内 俊勝
島根県スポーツ推進委員協議会会長 久家  彰
島根県高等学校体育連盟会長 吉岡  淳
島根県中学校体育連盟会長 岸本 行夫
[教育賞]
島根大学教育学部長 川路 澄人
島根県教育委員会教育長 野津 建二
島根県市町村教育委員会連合会会長 杉谷  学
島根県高校PTA連合会会長 曳野 貴志
島根県PTA連合会会長 坂手 洋介
島根県高等学校文化連盟会長 志波 英樹
[社会賞]
島根大学名誉教授 多々納道子
島根県教育委員会教育長 野津 建二
島根県環境生活部長 美濃  亮
島根県健康福祉部長 周山 幸弘
島根県警察本部長 中村振一郎
島根県社会福祉協議会会長 小林 淳一
未来へつなぐいのち島根県連盟会長 浅津 知子
[産業賞]
島根大学生物資源科学部長 上野  誠
島根県農林水産部長 山本 拓樹
島根県商工労働部長 石橋 睦郎
島根県商工会議所連合会頭 田部長右衛門
島根県商工会連合会長 高橋日出男
島根県農業協同組合中央会長 竹下 克美
漁業協同組合JFしまね会長 岸   宏