山陰中央新報 Recruitment
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Interview / インタビュー

泥くさく向き合う、
記者としての覚悟と情熱

多賀 芳文

編集局政経部

地域学部卒/2010年入社

藤間 祟之

Profile

島根県雲南市出身。本社編集局報道部で警察やスポーツ担当をした後、鳥取総局報道部に異動。鳥取連続殺人事件の裁判の取材などを精力的にこなす。3年後に本社編集局に戻り、県政担当として2019年島根県知事選(現丸山知事が初当選)を取材。その後、経済記者やデスクなども経験。2023年10月から現部署。プライベートでは3児の父として活躍中。
※所属・仕事内容は取材当時

現在の業務内容

何より泥くさく、足を運び続ける

島根県を中心とした経済界の動きをキャッチし、社会情勢に照らし合わせながら取材し、記事にするのが私の仕事です。経営者や組織、業界団体の幹部が主な取材相手になるので、常に業界の基本情報や直近の動きは頭に入れておく必要があり、インプットが欠かせません。また、取材時間が限られる中で踏み込んだ質問をして、深い回答を引き出すことは、難しいですが、非常にやりがいがあります。ある程度の仮説を事前に立てておくことが重要ですね。

最近は、全国的なコメ不足の問題を入り口に、農業が抱える課題やその背景を入念に取材しています。現状を地域はもちろん、中央(国)に届けることを意識して記事を書いています。また、読み応えのある記事を書くためには、何より泥臭く足を運ぶことが記者として一番大事だと思っています

今後の目標

課題を引っ張り上げ、
活字として世の中に残す

多くの人に「へぇ」と、興味を持って振り向いてもらえる記事や、声を上げにくい人の代弁ができるような記事を書いていきたいです。SNSやAIの活用が広がる時代だからこそ、地べたを歩き、一次情報をつかんでいく記者であり続けたいと考えています。

また、田舎には継承されなければ忘れ去られてしまうような、昔ながらの文化や風習があります。そういったものをテーマにして書き残したいです。全国のメディアでは手が届かない課題や事象を引っ張り上げて、活字に残すのが地方紙の役割の一つだと思います。歩いて書き留めるようなことをして、記者人生を終えたいですね。

山陰中央新報社とは

地域の文化や歴史を大切にしている会社だと思います。私の実家はお寺ですが、行事で仕事を休むとき快く送り出してくれます。また、平日は忙しいですが土日はしっかり休めるので、家族とキャンプや釣りに出かけてリフレッシュしています。地域社会の課題解決が子どもたちの将来につながっている面も、この会社で働くモチベーションになっています。

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