第三章 開花

 どの線、どの色にも決まりや正解はなく、自分が世に出した作品だけが答えになる。その自由さと厳しさを思うたび、不安に打ちのめされ、またふしぎな恍惚(こうこつ)を覚えもした。動(どう)悸...