アイスタイルが20日、「@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ」を発表した。2025年10月1日から2026年3月31日までに発売された新商品を対象に、ユーザーから寄せられたクチコミなどをもとに選出したもの。総合大賞にはdプログラム「モイストケア ローション EX」が輝いた。結果からは“バズ買い”だけではなく、自分に合うか、投資する価値があるかを見極める消費行動への変化が浮かび上がった。
【画像】総合10商品9商品が保湿訴求…総合大賞からみえるトレンド分析
今回の上半期新作ベストコスメは、対象商品数4334アイテム、対象クチコミ数12万8800件といずれも過去最多を記録。美容への関心の高まりが見られた一方で、購買行動には変化が生じているという。特に若年層では、SNSでの話題性を追うだけでなく、自分に合う商品かを慎重に見極める傾向が強まった。
ユーザーアンケートでは、「SNSや動画プラットフォームで話題・人気の化粧品を購入したい」と答えた割合が、10代で7.2ポイント、20代で6.3ポイント減少。一方で、今後の化粧品選びついての設問では「今よりも、好きなブランドを応援したい気持ちで化粧品を選ぶようになるだろう」と回答した人は10代~20代で32.0%、全体では28.0%にのぼった。共感や愛着を軸にした“応援買い”が広がっている。
総合大賞のdプログラム「モイストケア ローション EX」は、敏感肌向けスキンケアとして支持を集めた。乾燥、花粉、紫外線による肌ダメージへの関心が高まるなか、“肌を守る”需要に応えた点が評価された形だ。昨年10月のリニューアルでは、美肌菌に着目した設計へ進化したほか、価格も3740円から3300円へ引き下げた。物価高が続く中、品質向上と値下げを両立した姿勢も支持につながったとみられる。
総合TOP10にも特徴が表れた。ロージーローザ「パウダーブラシ EX<アングルド>」を除く9商品が保湿を訴求するアイテムだった。スキンケアに限らず、メイクやヘアケア、ボディケアまで“保湿重視”の流れが広がっている。アンケートでも、43.3%が「メイクアップアイテムにも保湿力を求めるようになった」と回答した。
総合ランキングでは2位にロージーローザ「パウダーブラシ EX<アングルド>」、3位にAnua「ビタミン10ポアストリクスセラム」、4位にAnua「PDRNヒアルロン酸ハイドレイティングミスト」がランクイン。ルルルンは「ルルルン ハイドラ PD マスク」「ルルルンプレシャス GREEN(Glow Up)」の2商品がTOP10入りした。
また、「ご機嫌」「ご褒美スキンケア」といった言葉の出現率も増加。不安定な社会情勢や物価高を背景に、自分の気持ちを整えるための美容需要も拡大しているという。さらにチークやシェーディングへの関心も高まっており、下半期トレンド予測では「血色パンダチーク」がキーワードとして選出された。美容は機能だけでなく、気分や共感を満たす存在へと広がりを見せている。
■「@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ」総合TOP10一覧
総合大賞 dプログラム『モイストケア ローション EX』
第2位 ロージーローザ『パウダーブラシEX<アングルド>』
第3位 Anua『ビタミン10ポアストリクスセラム』
第4位 Anua 『PDRNヒアルロン酸ハイドレイティングミスト』
第5位 ルルルン『ハイドラ PD マスク』
第6位 ルルルン『プレシャス GREEN(Glow Up)』
第7位 『M・A・C パウダー キス ヘイジー マット リップスティック』
第8位 ジバンシイ『プリズム・リーブル・ケア&カラー・セラム・プライマー』
第9位 エスティ ローダー『ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ』
第10位 ディオール 『アディクト リップ グロウ オイル』
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