ヤマト運輸は30日、オークションサイト「ヤフオク!」などで落札された商品を配達する際、梱包(こんぽう)を代行する新たなサービスの実証実験を始めると発表した。10月1日から1カ月間、東京都内6カ所で実施。駅前などに設置されている共用型の宅配ボックス「PUDOステーション」に商品をそのまま預けると、ドライバーが集荷、梱包して送り届けてくれる。
ヤフーが展開する「ヤフオク!」と「ペイペイフリマ」向けのサービスで、実験期間中の梱包代行料金は原則無料。現在も出品者が自ら梱包した商品の配達を受け付けているが「梱包方法が分からない」「梱包資材がない」という声が多いため、実験を通じて正確なニーズを把握する。
ヤマトの担当者は「新型コロナウイルスの影響で、非対面で発送できることも大きなメリットだ」と話している。













