元体操選手でタレントの池谷直樹(52)が、2日放送のテレビ東京『ありえへん∞世界』にVTRで登場。借金が1億2000万円に膨らんだ壮絶な過去を明かした。
【写真】借金1億2000万円…テレ東ドラマに出演した時の池谷直樹
番組ではTBS系『スポーツマンNO.1決定戦』の「モンスターボックス(跳び箱)」で名をはせた池谷氏の現在について取材。現在はたこ焼き店「池谷直樹の跳びたこ焼き」を経営していた。
池谷はたこ焼きの本場・大阪の人気店で修行したのちに暖簾分けという形で開店。週末はキッチンカーも出店し、“息子より年下”という学生バイトの指示も快く受け入れて仕事に当たっている。
そんな池谷は、2001年からは筋肉で音楽を奏でる舞台・マッスルミュージカルに中心メンバーとして参加。海外でも公演を行う人気もあったが、11年に同ミュージカルの運営会社が突然倒産した。
池谷は「僕たちもびっくりしたんです。急にですから」と振り返り、12年に筋肉と音楽を掛け合わせた劇団「サムライロックオーケストラ」を旗揚げした。
興行の仕事は素人だった池谷。資金が集まらず頭を悩ませていたという。そんな時「スポンサーっていうか、お金を出してくれるっていう人が現れて」と、ある会社の社長が出資に名乗りをあげ、不慣れだったスポンサー集めや支払い業務なども担ってくれることになったという。
舞台演出だけ打ち込めるようになったが「九州ツアーから始まるんですけど、それの1週間前に旅行会社から連絡がきて『ツアーの旅費と宿泊代が支払われてないんで支払ってもらえますか』みたいなのから始まって。実はお金を出すって言ってた人が全部支払いをしてなかった」と説明した。
その人物は池谷の名前を使って、スポンサーから金を集め、公演直前にほとんどを持ち逃げしたという。番組では池谷が「出資詐欺に遭った」と説明した。
その人物について「怪しそうな雰囲気はなかった。すごい羽振りがよかった。おごってもらったりとか」と振り返った。続けて「渡航費の500万ぐらいは払ってなかったし。で、九州公演は全部中止。チケットの払い戻しがありますね。マイナス2000万円ぐらいからスタートしました」と話した。
「他の出演者のこととか考えると、続けないといけないとか。元々こういうものがなくなるって、自分が経験してるでしょ。マッスルミュージカルで」と、巨額な借金がある中でも興行を続けたという。
ただ、不慣れな運営に伸びない客足で、公演をする度に赤字は増え続けていったという。「気づいたら(借金は)1億2000万円になってました」と明かした。事務作業も自ら行い、現在は体操教室、劇団、たこ焼き店を運営している。
たこ焼き店はコロナ禍をきっかけに店を始めたといい、「(借金は)なんとかなると思って。辞めて自己破産するかみたいなのも考えたこともありますけど、それをやるとまた昔の二の舞いで」と、後輩たちを露頭に迷わせたくない思いで、劇団を続けているという。
「続けられるなら、こういうものをなくさず続けていきたいという思いがある。みなさんに劇団を認知してもらって専用劇場ができる、世界で公演ができるというのは夢じゃないと思っている。今は頑張るしかない」と話していた。
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