国連の車列でもイスラエル軍は容赦がなかった。2024年9月、イスラエルの苛烈な攻撃が続くパレスチナ自治区ガザ。ポリオ予防接種のため現地入りした国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長で医師の清田明宏(せいた・あきひろ)(65)らが乗る4台の車列が戦車やブルドーザーに挟まれ身動きが取れなくなった。

 先頭の車に土砂をかけられ、最後尾の車は戦車に小突かれる。イスラエル軍の許可を得た活動だったが、兵士が小銃を構え全員に車外に出るよう圧力をかけた。足...