【松江】8月の全国中学校体育大会(全中)で、島根県勢女子として42年ぶりに8強入りした松徳学院中学校(松江市上乃木1丁目)の女子バスケットボール部が5日、上定昭仁松江市長の訪問を受けた。夏の健闘をたたえられ、全国選手権(1月)の県予選を勝ち上がっている部員は一層のレベルアップを誓った。
野津隆行監督(46)が上定市長に全中の戦いを説明。予選で優勝候補の市川三(千葉)を62-60で破った試合について「持ち味の堅守速攻で相手を苦しめ、最後に勝つことができた」と振り返り、部員が一人ずつ自己紹介でポジションや持ち味を伝えた。
上定市長は、2日に観戦した島根スサノオマジックの開幕戦を引き合いに「スサマジの熱いプレーに感動した。『バスケと言えば島根』となるよう一層の活躍を期待したい」と話した。
松徳学院中は23日に全国選手権県予選2次ラウンドに臨む。市長訪問を受けた3年の坂元遥香主将(15)は「新聞やテレビに取り上げてもらい、結果を残せたと実感する。もっと頑張る」と話した。 (景山達登)