萩・石見空港を離陸するステルス戦闘機F35B=6日午後0時10分ごろ、益田市内田町
萩・石見空港を離陸するステルス戦闘機F35B=6日午後0時10分ごろ、益田市内田町

 益田市内田町の萩・石見空港に5日夕に緊急着陸した米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の最新鋭ステルス戦闘機「F35B」2機が、6日午後0時10分ごろ離陸した。中国四国防衛局によると、午後0時半ごろに基地に到着したとみられる。島根県の要請を受けた防衛局は同日、基地に対して再発防止の徹底を申し入れた。萩・石見空港施設内の立ち入り制限は解除された。

 

 一晩駐機した戦闘機は午前11半ごろに離陸準備を始め、ごう音を響かせながら西へ向かい離陸した。午前中に発着する羽田便は定刻通り就航した。

 石見空港管理所の伊藤仁司管理所長によると、5日の緊急着陸時に事前連絡はなく「乗員は驚く様子もなく淡々とした表情だった。見たことがない飛行機が突然来てあぜんとした」と振り返った。乗員2人は市内に宿泊し、機体整備や警護で訪れた基地スタッフ11人は、午前3時半ごろまで作業したという。

 島根県によると、戦闘機は5日午後4時55分ごろに給油目的で着陸。滑走路を約1時間40分閉鎖した。 (石倉俊直)