完成した空港キャンドルを手にする野村ゆきさん(左)と石見空港ターミナルビル担当者=益田市内田町、萩・石見空港
完成した空港キャンドルを手にする野村ゆきさん(左)と石見空港ターミナルビル担当者=益田市内田町、萩・石見空港
巣箱から取り除かれるミツロウ=益田市内田町
巣箱から取り除かれるミツロウ=益田市内田町
完成した空港キャンドルを手にする野村ゆきさん(左)と石見空港ターミナルビル担当者=益田市内田町、萩・石見空港 巣箱から取り除かれるミツロウ=益田市内田町

 萩・石見空港(益田市内田町)敷地内の養蜂で、ミツバチの巣から蜂蜜を採った後に残る蜜ろうを使った「空港キャンドル」が完成した。18日から空港の売店限定で発売される。初回分は30個。

 蜜ろうはミツバチが巣の材料として分泌する物質でできており、天然油脂分としてクレヨンなどに使われる。萩・石見空港では年20~30キロの量が出るが、不純物をろ過する手間がかかるため、廃棄されていた。

 有効活用しようと、養蜂事業を手掛ける石見空港ターミナルビルが、地元でキャンドル制作に取り組む写真家の野村ゆきさん(52)=益田市白上町=に協力を依頼した。

 野村さんは、採蜜が始まった6月から蜜ろう8キロの提供を受けて精製し、小さな暖炉をイメージしてキャンドルの芯には木片を使った。グラス容器入りの1個約90グラムで1800円。30時間程度使用できる。

 野村さんは「蜂蜜とともに空港を知ってもらうきっかけになればうれしい」と期待。石見空港ターミナルビルの菅隆宏社長(60)は「SDGs(持続可能な開発目標)を推進するモデルケースとしたい」と話した。 (村上栄太郎)