洞武井(とうぶい)(当縁)(大樹町美成(びせ))で1泊した堀田仁助は翌日、7里半(約30キロ)先の美老(広尾)に向かった。ほぼ1里おきに現れる川に苦しみながら、十勝平野南西端の美老に着いたのは夕方だった。 ...