新型コロナウイルス感染症の後遺症として味覚障害や脱力感などが知られるが、激しい疲労が長く続く筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)のケースもかなりありそうなことが、5~6月に患者会「ME/CFSの会」がインターネットなどで実施した緊急アンケートで分かった。

 調査は新型コロナウイルスに感染か、感染が疑われ、ME/CFSの症状が続いている人を対象にインターネットやフェイスブック、ツイッターで呼び掛け、全国から141人の回答を得た。

 コロナの症状が出た時期を聞くと、97人(69%)が昨年1~5月の間に発症していた。

 全体141人中、医師からME/CFSと診断された人は29人(21%)。ME/CFSの疑いと診断された人が37人(26%)。71人(50%)は診断を受けていなかった。

 症状で多かったのは(複数回答)「以前のように運動ができず、すぐ疲れる」で89%、「少し何かすると、すぐ疲れ、回復にとても時間がかかる」82%、「集中力・思考力の低下」が71%、「強い倦怠(けんたい)感」65%など。

 また「仕事や学校にもどることができない」と回答した人が74%もいた。