赤てんを乗せたラーメン
赤てんを乗せたラーメン
赤てんを乗せたラーメンの提供で、島根と諏訪のPRに力を入れる大石壮太郎社長=長野県諏訪市
赤てんを乗せたラーメンの提供で、島根と諏訪のPRに力を入れる大石壮太郎社長=長野県諏訪市
赤てんを乗せたラーメン 赤てんを乗せたラーメンの提供で、島根と諏訪のPRに力を入れる大石壮太郎社長=長野県諏訪市

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 出雲を舞台にした新作アニメ映画「神在月のこども」をきっかけに、映画に登場する地域の一つである長野県諏訪市にあるラーメン店と、赤天で知られる浜田市のかまぼこ店がタッグを組んで、赤天をトッピングしたラーメンが誕生した。(出雲総局報道部・平井優香)

 諏訪地域も旧暦の10月を神在月とするなど、神話に縁が深い地域。長野県内でラーメン店を展開するテンホウ・フーズの大石壮太郎社長(49)は2年前、神話から諏訪を広める団体を立ち上げ、昨夏には、神話に関する絵本を出版するなど活動に取り組む。

 「神在月のこども」に諏訪の龍神や諏訪大社が登場することを知り、映画の制作会社に連絡を取って、盛り上げ役の「縁バサダー」に就任。「島根と諏訪の両方を紹介できるような企業コラボができないか」とインターネットで島根の特産品を調べたところ、江木蒲鉾店の赤てんにたどり着いた。地元の信用金庫の仲介で連携が実現した。

 テンホウ・フーズが展開する長野県内32店で、長崎ちゃんぽん風やしょうゆ、みその3種のラーメンに赤天を乗せて販売。赤てんを知らない人に素材の味を楽しんでもらおうと、単品でも提供する。諏訪市に隣接する岡谷市の映画館で映画を見た人が半券持参時に赤てん50円引きのサービスもしているという。

 江木蒲鉾店の江木功平専務(37)は「赤てんを食べた方に島根を知ってもらい、行ってみたいと思ってもらえればうれしい」と期待。新型コロナウイルス禍で両県の往来が難しい中、大石社長は「直接行けなくても、食を通じて島根を身近に感じられると思う。ご縁を大切に今後も島根のいろいろな企業と手を組みたい」と話した。