湯原俊二
湯原俊二

 安倍・菅政権下の9年間は金持ち優先の政策ばかりで、多くの国民の生活は苦しくなった。実質賃金は目減りした。親の所得の低さが子に連鎖し、固定化し始めている。

 森友、加計学園問題など、不祥事も後を絶たなかった。桜を見る会問題では時の首相が118回もうそをついた。国民は誰を信じればよいのか。

 2012年に落選してから3200日余り、朝夕に街頭で訴え続け、地元を歩いた。地域は疲弊し厳しくなったとの声が多い。耕作放棄地や空き家が増えた。米価は下落し、稲作農家は大変だ。戸別所得補償制度を復活させ、農家を守りたい。

 若者は非正規雇用者が多く、家庭を持ちたくても持てない人が増えている。強い者がより強くなるような政治を許してはならない。次代を担う若者が将来に希望が持てないような政治を変える。

 

 党鳥取県連副代表。米子市議、県議を務め、民主党公認で2009年の衆院選に立候補し、比例で復活当選。同党幹事長補佐などを歴任。民進党などを経て20年9月、立憲民主党に合流した。早稲田大社会科学部卒。米子市彦名町。当選1回。