イベントに向けて会場の松江カノーバでスタッフと準備を進める赤木琴梨さん(左)=松江市嫁島町
イベントに向けて会場の松江カノーバでスタッフと準備を進める赤木琴梨さん(左)=松江市嫁島町

 新型コロナウイルスの影響で厳しい目が向けられているライブハウスのイメージ向上へ、松江市の女子高生が立ち上がった。30日に松江カノーバ(松江市嫁島町)でライブイベントを企画。バンド演奏のほか会場での感染対策を紹介し、「たくさんの人に楽しく、安心な場所だと知ってほしい」と準備を進めている。

 女子高生は、松江東高3年の赤木琴梨さん(17)。ロックが好きで、音楽を生で聴く高揚感や会場が一体となる魅力に取りつかれ、松江カノーバや米子ラフズ(米子市道笑町1丁目)など山陰のライブハウスに足しげく通う。

 コロナ禍のライブハウスの多くが人数制限をかけ、感染症対策を徹底しているが、クラスターが発生したニュースを受け「ライブに行って大丈夫」と友人から心配された。「知らない人には怖い場所になっている」と気付いた。

 イベントは、松江商工会議所が松江東高で実施した事業体験プログラムに応募した企画書が採択され、上限5万円の支援が決まったことで前進した。

 午後4時半開演。松江東、松江北高の生徒30人を呼び、両校のバンドやグループ5組が出演する。ステージのほか、会場での検温など感染対策の様子もインスタグラムで配信する。赤木さんは「松江に感染対策をきちんとしているライブハウスがあることを知らせたい」と視聴を呼び掛けている。 (糸賀淳也)