ホール公演に意気込む「Flood Lyrics」(左側の3人)と「Jubilee Jubilee」=松江市嫁島町、松江AZTiC Canova
ホール公演に意気込む「Flood Lyrics」(左側の3人)と「Jubilee Jubilee」=松江市嫁島町、松江AZTiC Canova

 山陰で活動する女性アイドルグループ2組が11月、地元で初のホール公演に臨む。いつものライブハウスではなく、広くて感染対策がしやすい会場で、歌声を思いっきり響かせる。

 2人組の「jubilee jubilee(ジュビリージュビリー)」と、3人組の「Flood Lyrics(フラッドリリックス)」。

 コロナ禍で活動の場が減り、目標を失いかけていたメンバーもいる中で、所属事務所の三瓶大地さんが「感染対策をきちんとすればイベントができることを示したい」とホール公演を思いついた。

 2組のメンバーはいずれも山陰出身で、初の地元ホール公演に大喜び。フラッドリリックスのZom(ゾン)は「大きなクラッカーの中から飛び出すといった、大きな会場だからこそできることをしたい」と派手な構想を語った。

 ジュビリージュビリーのうめかは「(地元ホール公演を)目標としてやってきたので、ファンの皆さんと力を合わせ、絶対成功させたい」と来場を呼び掛けた。

 公演は「スーパージュビリリックス」と題して11月23日午後2時から松江テルサ(松江市朝日町)で開催。全席指定4200円。入場数をホール定員の50%とするほか、歓声を禁止するなど対策を取り実施する。 (広木優弥)