ランパルフェのオーナー吉田大祐さんと彩さん夫婦
ランパルフェのオーナー吉田大祐さんと彩さん夫婦
未完成食堂では、花に囲まれた空間で料理を楽しめる=松江市大正町、ランパルフェ
未完成食堂では、花に囲まれた空間で料理を楽しめる=松江市大正町、ランパルフェ
ランパルフェのオーナー吉田大祐さんと彩さん夫婦 未完成食堂では、花に囲まれた空間で料理を楽しめる=松江市大正町、ランパルフェ

 閉店後はカフェに変わります-。そんな一風変わった営業スタイルを、松江市大正町の生花店「Lamparfe(ランパルフェ)」が今月、始めた。改装した店舗奥のスペースを「未完成食堂」と名付け、日によってさまざまな店主が腕を振るう。花に囲まれた夜の空間を楽しむ、新しい場所が誕生した。

 オーナーの吉田大祐さん(36)と彩さん(35)夫婦は4年前に店を構えた当初から、花屋とカフェが一体になった「花カフェ」の実現を思い描いていた。今秋、生花店が軌道に乗ったこともあり、ワークショップで使う仕事場を改装し、キッチンとカウンターを備えた飲食スペースを整えた。

 未完成食堂への出店は、「やりたいことに挑戦できる場」にするため、吉田さんが選び、直談判する。これまで、菓子職人が薬膳料理を出したり、移動型書店がブックバーを手掛けたりと約10人が個性的な食堂を開いた。吉田さん夫婦もそれぞれ、コーヒーやスープを提供する日がある。

 吉田さん夫婦が花カフェを実現できたのは、これまでに出会った仕事仲間の存在が大きい。「好きなことに一直線な面白い人たちに場を提供すれば、面白い輪がどんどん広がる」と確信したという。

 食堂は週末を中心に週2、3日のペースで開く。吉田さんは「お客さんにとっても楽しい空間となり、花屋が身近になるきっかけになればうれしい」と来店を呼び掛けている。

 出店情報などはインスタグラム(mikansei_shokudou)。 (大迫由佳理)