全国でビジネスホテルを展開するルートインジャパン(東京都)が、松江市東本町2丁目のホテルルートイン松江を全面改装した。客室のテレビ画面で施設内の混雑状況を確認できるようにするなど、新型コロナウイルス対策を充実させた。
設備の劣化に伴う改装で、シングル、セミダブル、ツインの3種類計157室の壁紙、ベッドなど全ての備品、内装を一新。
コロナ対策では大浴場、朝食会場、コインランドリーの混み具合を確認できる画面のほか、朝食会場に非接触で手袋を着用できる「エアタッチグローブ」を導入した。
6月に工事に入り、11月1日に改装オープン。記念価格として1泊朝食付きでシングルを6千円、ツインは2人計1万1千円で提供する。
ホテルはルートインジャパンが旧松江ワシントンホテルの施設を継承し、2003年から運営。会議・宴会棟で、長年使用されていなかった別館は和モダンの客室41室と大浴場を増設し、20年11月に改装オープンした。 (藤本ちあき)