ボクシングの男子世界選手権は5日、ベオグラードで7階級の決勝が行われ、東京五輪代表でウエルター級の岡沢セオン(INSPA)がオマリ・ジョーンズ(米国)を、バンタム級の坪井智也(自衛隊)がマフムド・サビルカン(カザフスタン)を、ともに判定で破って日本勢初制覇を果たした。

 岡沢は相手の積極的な攻めに苦しんだが、最終3回にしぶとく右ジャブを当てて3―2で競り勝った。坪井は左ジャブ、右フックな...