細田博之氏の衆院議長就任を受け、島根県内の関係者は喜びの声を上げ、三権の長として一層の活躍を願った。
1990年の初当選から支え、就任を心待ちにした細田重雄県議は、政府や党の要職を歴任した議員経験に触れ「本人の実績や党最大派閥をまとめた調整能力が評価された」と話した。11回の当選を支えた支持者に感謝するとともに「権威ある地位で、選挙制度や国会の改革にリーダーシップを発揮してほしい」と手腕に期待した。
島根県の丸山達也知事は「卓越した政治手腕を大いに発揮され、一層活躍されることを祈念する」とコメント。新型コロナウイルスの感染拡大で疲弊した地域経済の立て直しや人口減少対策など、県が抱える課題の解決に向け「引き続き尽力を願う」とした。
(片山大輔)