野球の楽しさを体験してもらう「出雲子ども野球フェスタ2021」がこのほど、出雲市矢野町の出雲ドームであり、幼児や小学生200人が市内の高校球児から手ほどきを受けた。野球人口が減少する中で県高校野球連盟が、野球の未経験者に限定したイベントとして企画した。
4歳から小学3年までの参加者に、球児が身ぶり手ぶり使って指導。グループに分かれてボールを的に当てるゲームなどをした。
子どもたちは思い切り球を投げたりバットを振ったりする楽しさを体感。高校生も同じ目線に立って「ナイス、いいね!」のかけ声で盛り上げ、子どもたちからは笑顔があふれた。
終了後は平田高のマネジャーが作成したメッセージ付きのメダルを受け取った。藤原詠司ちゃん(5)は「楽しかった。野球をいっぱい練習したい」と話した。
(原暁)