来館者に見守られながら行進するオウサマペンギン=浜田市久代町、水族館アクアス
来館者に見守られながら行進するオウサマペンギン=浜田市久代町、水族館アクアス

 【浜田・江津】水族館アクアス(浜田市、江津市)で4日、冬季恒例のペンギンパレードが始まった。飼育されているオウサマペンギン8羽が愛らしい行進を見せ、来館者の目を楽しませた。

 アクアスではオウサマペンギン(体長約90センチ、体重12~14キロ)12羽を飼育。他のペンギンと比べ、歩くのが好きで、集団で動くことができるという。パレードは、ペンギンの運動不足解消も兼ね、2008年から行っている。

 飼育員の案内でペンギン館から芝生広場に誘導され、10分ほどかけて周辺を約100メートル歩いた。短い足を懸命に動かす姿を間近に見た来館者は、手拍子とともに「かわいい」「頑張って」と声援を送った。

 大田市大田町の大田小学校3年、山崎里彩さん(8)は「近くで見ると大きくてびっくりしたけれどかわいかった。また見に来たい」と話した。

 パレードは来年3月末まで土日曜祝日に1日1回、午後0時半から行う。12月24日~1月10日と3月26~31日は毎日行う。

  (村上栄太郎)