福岡県の筑後川支流に伝統的な石積み技術を使って川底を固めた「石畳堰(いしだたみぜき)」と呼ばれる構造物がある。この川底を維持することで洪水時の川の流れを遅くし、水害の発生を抑えようという取り組みが注目されている。石積みの川底は自然状態の河川と同じくらい豊かな生態系を保てることも分かっており、専門家は「自然に根差し...