大人の新聞教室が6日、出雲市知井宮町の神門コミュニティセンターであり、地域住民約30人が山陰中央新報社の担当者から記事の書き方や新聞を使った老化防止策を学んだ。
参加者は1日の新聞の情報量や、記事の第1段落であるリードの中に記事全体の要約が入り、2段落目以降は大事なことから順番に書かれていることなどの説明を受けた。
抜き取った一枚の新聞紙をできるだけ細かく折り畳んだり、指だけで巻き上げたりする活動体験の時間も。指先の筋力アップや脳を刺激する効果があり、老化防止に生かせることを教わった。
参加した高橋勇二さん(66)=下古志町=は「新聞製作のことを初めて知った。分かりやすい紙面作りに苦労していることが分かった」と話した。
新聞教室は神門コミセンが、企画に携わる委員を対象にした研修会として初めて計画した。
(松本直也)
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