1983年夏の「58豪雨」で死者が出るなど、大きな被害に遭った益田市の種地区で、住民がVR(仮想現実)やドローンなど最新機器を使った避難訓練に取り組む。テクノロジーの力で災害を身近なこととして感じてもらい、いざという時に役立てたい考えという。
(報道部・古瀬弘治)

 人口約250人、高齢化率40%の地区住民をサポートするのは、県内の若手、中堅防災士で9月に立ち上げた「Teamしまね防災士会」。

 有田学代表(45)は「机上や平常時にただ行う避難訓練とは違う緊張感があり、対応力も身に付くと考えられる」と期待する。

 VRを使った避難訓練とは、例えば益田川などの川べりでゴーグルを着け、仮想の空間で氾濫などの「災害」を体験する。その上でどう避難したらいいか考える。

 今後、「Teamしまね防災士会」と...