懐かしい山陰線の列車の写真を見る「支え合いのまち御来屋」のメンバー=鳥取県大山町西坪、JR御来屋駅
懐かしい山陰線の列車の写真を見る「支え合いのまち御来屋」のメンバー=鳥取県大山町西坪、JR御来屋駅

 山陰初の鉄道として境(現境港)ー御来屋間が開業した1902(明治35)年当時の駅舎が残る山陰線のJR御来屋駅(鳥取県大山町西坪)で、無人駅となっている駅舎をまちづくりに生かそうと18、19両日の日程で「山陰鉄道写真展」が開かれている。
 地元の地域自主組織「支え合いのまち御来屋」(薩摩浩会長)と鳥取大鉄道研究会の学生らによる活性化プロジェクトの第1弾。国鉄時代の蒸気機関車C57や、かつて東京ー米子間を走った寝台特急「いなば」などの懐かしい写真から、親しみのある現役列車まで写真22点を展示する。
 プロジェクトは国登録有形文化財にもなっている御来屋駅を拠点として、後醍醐天皇ゆかりの御来屋漁港や名和神社などの周辺スポットとともに町の活性化に活用しようと始動。写真展は昨年7月に住民と学生が一緒に開いたワークショップでのアイデアを基に開いた。
 自主組織の薩摩会長(56)は「駅をまちづくりの象徴として、次のイベントを考えてきたい」と語った。 (藤井満弘)