山本泉穂さん
山本泉穂さん
楠京之慎さん
楠京之慎さん
山本泉穂さん 楠京之慎さん

 新聞記事を読んで人と意見を交わしてまとめる「第12回いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の審査結果が21日発表され、県内からは県立江津高校3年の山本泉穂さんと津和野町立津和野中学校3年の楠京之慎さんが奨励賞に選ばれた。

 山本さんは新型コロナウイルス感染で自宅療養中の妊婦が自宅で早産し、赤ちゃんが死亡したことを報じた8月20日付の山陰中央新報の記事を取り上げ、命の重さを考えた。「この事態がなかったかのように医療崩壊を否定した国はおかしい。生まれてたった1時間の命についてもっと考えるべきだと思った」とした。

 楠さんが選んだのは、安来市出身で戦犯釈放に尽くした画家・加納莞蕾(かんらい)が中学校の教科書に登場したことを報じた8月14日付の毎日新聞記事。母親との対話を通じ「相手の経験や痛みを理解し、心に寄り添うこと」「相手を思いやる気持ちと敬意」が憎しみを超え、相手を動かしたと分析した。

 コンクールには全国の小中学校、高校などから6万4513編の応募があり、最優秀賞3編、優秀賞30編、奨励賞120編が選ばれた。県内は11校から112編が寄せられ、地域審査を通った4編が中央審査に送られた。

 島根県の地域審査結果は次の通り。

 【最優秀賞】楠京之慎(津和野中3年)、山本泉穂(江津高3年)

 【優秀賞】藤原響珈(母衣小5年)、手納友世(出雲三中3年)

 【優良賞】大月玲(開星中3年)、花田悠生、浅津遥花、地崎心那(大田西中2年)、岩崎桃花(津和野中2年)、和田歩璃(開星高1年)、直良美蘭乃、永瀬美衣桜(出雲商業高2年)、江隅ひなた、岩本悠(平田高3年)、尾形真桜(松江高専5年)