豚汁とおにぎりを味わう利用者=浜田市田町、福祉事業所あんびす
豚汁とおにぎりを味わう利用者=浜田市田町、福祉事業所あんびす

 子どもや生活困窮者、高齢者などさまざまな立場の人に安価で食事を提供する「地域食堂」が25日、浜田市内で開かれ、訪れた市民が具だくさんの豚汁とおにぎりで体を温めた。
 NPO法人ワーカーズコープが運営する福祉事業所「あんびす」(浜田市田町)が、30食限定で企画。利用してほしい困窮者や高齢者は孤立しがちな課題があり、対象者を限らない状態で始めることにした。
 食材のほとんどは近隣の住民やスーパーから寄せられ、子どもと75歳以上が100円、それ以外は300円で、豚汁1杯とおにぎり2個を振る舞った。
 困窮世帯や独居の高齢者と接点のある民生児童委員も多く集まった。25日朝に枕元に置いてあったというドレスを着て祖母と訪れた村上花寧(はなね)ちゃん(4)は「とてもおいしい」とご機嫌だった。
 西尾直樹所長(50)は「開催を続けるうちに、必要な支援の手が届くようにしたい」と話した。今後は、月1回程度の開催を目指す。
 (板垣敏郎)