満天の星を仰ぐ天体観測施設「鳥取市さじアストロパーク」内にある「星のコテージ・サブ天文台」は、天体望遠鏡を室内に備えた国内有数の宿泊施設だ。

 1994年7月、旧佐治村がアストロパークと同時にオープン。4棟のコテージに1台ずつ望遠鏡を置き、口径12・5センチ、15・0センチ、31・0センチ、40・0センチの4種類がある。
 観測スペースは各棟2階にあり、パソコン画面から見たい天体を選べば、望遠鏡が自動的に向きやピントを合わせてくれる。木星や土星、球状になった星の集団が姿を現す。
 「星取県」としてアピールする鳥取県の取り組みやアウトドアブームにあやかる。宮本敦所長(60)は「光害が少ない環境の中、きれいな星を観察しながらゆっくり過ごせる絶好の場所」と話す。
 料金は1泊2万5700円から。 (柴田広大)

 

鮮やかな星空が彩る夜の鳥取市さじアストロパーク
星のコテージ・サブ天文台
星のコテージ・サブ天文台に設置された望遠鏡
ベッドを備えた洋室
鮮やかな星空が彩る夜の鳥取市さじアストロパーク
鮮やかな星空が彩る夜の鳥取市さじアストロパーク

 

星のコテージ サブ天文台
HP:https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1488708247213/