2030年に島根県で開かれる国民スポーツ大会などをPRするイベントが3日、松江市学園南1丁目の市総合体育館であった。くにびき国体(1982年)で優勝したバスケットボール成年男子のメンバーと小学生が共にプレーを楽しんだ。
8年後に迫った国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会に向け、機運を盛り上げようと県が企画。バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックの公式戦前のコートで開いた。
イベントは、球団が運営するバスケットボールスクール「ジュニアマジック」の小学2、3年生が当時の成年男子メンバーの守備をかいくぐってゴールを狙うという設定で、子どもたちのシュートが決まると、会場から大きな拍手が送られた。
成年男子の監督を務めていた中田充繁さん(75)は「8年後の大会にジュニアマジックの皆さんが出場して活躍してほしい」と話した。
(三浦純一)