【松江】新春恒例の書き初め会が2日、松江市殿町の松江歴史館であり、小中学生ら約50人が新年の決意や願いを文字に表そうと、力強く筆を走らせた。
新年の抱負や冬休みの宿題を書いてもらおうと歴史館が2017年から開く。島根県書道教育連盟「開眼」師範会(河瀬法子会長)の会員7人が指導に当たった。
新型コロナウイルス感染症の対策で、昨年同様一組5人ずつ30分ごとに分けて行った。子どもたちは会員から、止めはねはらいの筆遣いを教わりながら「初日の出」「希望の空」「大志を抱く」など、真剣な表情で書き上げた。
「明るい心」と書いた江津市立高角小学校3年の細田大智君(9)は「先生のアドバイスがあって、去年より上手に書けて良かった」と笑顔で話した。
(黒沢悠太)