純文学からエンターテインメント小説まで幅広い作風で知られる作家の角田光代さん(54)。作品とともに私生活でも「自分に変化を強要してきた」と振り返る。自らの人生と文学、社会の変遷について語ってもらった。
作家になろうと思ったのは小1で、早すぎました。読書や作文が大好きで、国語だけ勉強していたら、他の教科は何も分からなくなりました。
高3の時、創作できる大学を探し、生まれて初めて猛勉強して早稲田大に入りました。職業訓練所のような感じで通って純文学の小説を書き、縁があって少女小説で21歳の時にデビュ...











